近年の経済発展が著しい中国ですが、なぜ中国はこんなにも発展を遂げることが出来たのでしょうか。
現在の中国4大サービスと言われている「高架鉄道・キャッシュレス・レンタルサイクル・ネット販売」は、現在の中国で生活する上で必要不可欠なものになっています。
これらの技術やサービスは世界中でも注目を浴び、実績を積み重ねることで世界への進出や中国の世界経済への台頭も見られるようになりました。
そういった躍進を支えたのは中国人の考え方にあると思います。
先日、中国人の性格について述べさせていただいたと思いますが、中国人はメンツを重視し自信に溢れている方々です。
しかし、毎日のようにニュースを見ることで他国の経済状況や優れていることを確認することで、我が国と他国ではこんなにも差がある、と感じていることもあります。
日本のこういうところはすごい。中国はこういうところが足りない。見習わなければならない。と口にする中国人が多くみられます。特にこれは、ネットを利用することが多い若い人たちがこういった思想を持っています。
日本人としては日本のことを褒められてうれしくないことはないのですが、逆に考えてみると日本人は海外に対して素直に具体的にすごいと言える人がどれくらいいるのでしょうか。
相手のすごいところを素直に受け止め、自分も改善しなければならないと考えることは簡単ではないと思います。
中国人はこういった考え方を持っているからこそ、昨今の経済発展へとたどり着いたのではないかと思います。
また、中国人は自信家が多い方々です。
近隣の国々や先進国の優れているところを見て、「同じ人間がやっていることなのに自分たちが出来ないわけがない」と思うわけです。
そのため、優れていると思うことは臨機応変に取り入れ、追及していくという行動力もあります。
またメンツも大事にする面もありますから、あらゆる分野で1番になろうとするわけです。
メンツと自信に隠された相手の良いところを感じ取れる素直さを持っているからこそ中国の発展はあったのかと思います。
そこで日本人に目を向けてみます。
自分も含めてそうなのですが、ニュースは見ても経済ニュースや国際関係のニュースを見ることが減ってきているような気がします。
中国では日常会話で経済ニュースに関する話題を話したりするのですが、日本の若い人たちの中ではなかなか見られません。（自分の周りではそういう話をすることも少ないです）
海外に関する知識と言えば観光地や特産品についてのみで、経済までは目がいかないことがしばしばです。
また、日本人は中国のことをまだ下に見ている人が多いような気がします。とりあえず中国を毛嫌いし、中国のことを知ろうとせず、昔のままのイメージの中国で物事を考えているのではないでしょうか。
確かに、日本人から見て中国は合わないと感じる部分は少なくないと思います。自分も思います。しかしそれはあくまでも一部分の中国だと考えていただきたい。
こんなにも中国が世界で注目されるようになったのもきっと理由があります。
そこで今は中国の尊敬できる考え方や行動力を日本人が学ぶフェーズに来ているのではないでしょうか。
中国の特徴であるメンツ・自信・素直さを学び日本人の習慣に落とすという段階が来ているような気がします。
メンツと自信に関しては日本人の性格と真逆なような感じがするのですが、素直さに関しては日本人は負けてはなりません。
特によく素直さが大事だと就活の時に聞いたりしますが、それは都合の存在になれという意味ではないと思います。順応し、対応・応用できることこそが素直さです。
中国の技術に注目がいきがちですが、今一度中国人の考え方や姿勢に目を向けてみるのもいいかもしれません。
中国人の全ての考え方が素晴らしいと思いませんが、素晴らしいと思ったことを全力でパクるという点だけは本当に素晴らしいと思います。
中国のネットニュースでは日本のここが素晴らしい！みたいなニュースが流れることがあるのですが、逆に中国のここが素晴らしい！みたいなニュースが出来ると面白いですし読んでみたいです(笑)
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